犬を落ち着かせるためのポイント!
今日の個別レッスンは、クッキー(マルチーズ)とショコラ(シーズー)のレッスンです。
クッキーは、人が好きすぎて興奮が収まらなく、走り回ってしまいます。発作があるので、あまり興奮するのは良くないので、落ち着く練習、動きを止める練習をしています。
ワンちゃん達は、興奮するスイッチは入りやすいく、アクセル全開になるのは比較的簡単ですが、落ち着く、ブレーキをかけるのは苦手(^_^;) 人との生活の中で、落ち着いて欲しい時もありますよね、特にクッキーは発作もあるので、飼い主さんは心配になります。
動きを止めるコマンドに、待てなどありますが、どの様に教えていますか?
オヤツを目の前に置いて我慢する様に教えていませんか? 確かに待つことを覚えることは出来るのですが、その時のワンちゃんは何を考えているでしょう?少し違う観点で考えてみましょう。
ワンちゃんからしたら、目の前にあるオヤツを食べようとすると、飼い主さんが取り上げてしまうわけです。元々、自分の財産を守ろうとする習性があるワンちゃんは、大好きなオヤツが取り上げられてしまうので、取られそうになったら噛み付いて守ろうとする様になる可能性もあります。
私は待てを教える時には、動きを止められたら褒めるやオヤツを上げます。ワンちゃんを座らせて、後ろに一歩さがり、元の位置に戻って、動かなかったらオヤツをあげます。オヤツはあげるまで見せません。動きを止めていたら褒められる事を犬が理解出来る様に教えていきます。
また、色々な体勢で教えます。座らせて、伏せさせて、立たせたまま、など、その内、どの様な状況でも待てと言われたら動きを止める様になります。呼び戻しの途中でも止まることもできます。ワンちゃん達は、動きを止めると褒められるので、進んで動きを止められます。同じ動きを止める、我慢する練習ですが、人の言葉を犬がどの様にイメージしているのか考える事も重要だと思います。
クッキーは、最初の頃は足に飛びついていましたが、今では自分から進んで人の足元で座る様になっています(^^) 真剣な表情です。早く構って欲しい様子。ショコラはハウスに入る練習をしていたので、言ってもいないのにハウスで待機しています(^_^;) 感情のコントロールが上手になってきました!
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