第6クール 2回目 「犬は自分の名前を知っている?」
今日のパピークラスはワンちゃんの名前を呼ぶ練習です。ワンちゃんとの生活の中で、名前を呼ぶ状況は色々とあると思います。皆さんのワンちゃんは名前を呼ばれるとどのような反応をしますか?
即座に向いてくれますか?それとも聞いてないふりしますか?ワンちゃんとのコミュニケーションを取るための初歩的な練習になりますが、まずは、名前を呼ばれることに対して、楽しい嬉しいなどの気持ちがワンちゃん達が持てるようにしてあげることは大切です。
犬に何かを学習させるためには、ハンドラーへ集中させることが必須になります。特にパピーの頃は誘惑される刺激が周りにはたくさんあります。誘惑されている状態で上手にコミュニケーションを取ろうとしてもなかなかうまくいきません。まずは、呼ばれると美味しいオヤツや楽しい遊びが待っていることを関連づかせてあげることで、ワンちゃんの意識を自分に向けることが出来るようになってきます。
さらに、誘惑刺激がある中でも、名前を呼ばれたときに即座に反応できるように習慣づけておくことで、色々な場面で活用することが出来るようになります。特に、お散歩のときなどは地面の匂い嗅ぎに熱中するあまり前から近付いてくる自転車にぶつかりそうになったり、地面に落ちているものを食べようとしたりします。そんな時、リードを無理やり引っ張って動かしたり止めさせたりするのではなくて、名前を呼ぶことで自分に意識を向けることが出来ると危険を回避することが出来ます。
これから色々なことを教えていきますが、色々教えていくためにはワンちゃんとしっかりとコミュニケーションを取る必要があります。まずは、名前を呼んだ時にしっかり自分にワンちゃんの意識を向けることが出来て、呼ばれることが楽しい、うれしいという気持ちに繋がるようにすることで、円滑にコミュニケーションを深めることが出来ます。
名前を呼ぶ練習の最初の頃は、小分けにできる容器の中にオヤツやご飯を準備しておいて、リビングなど手近な場所において置き、お家の中でもワンちゃんを呼んだあとにはあげられる環境を作っておくと良いと思います。皆さんの呼び声がワンちゃんにとって素敵な声になるように今日の宿題として「名前を呼ぶ練習」出しておきました。次回のレッスンが楽しみです!
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