パピークラス 「お散歩が上手にできるコツ」
本日は、アイリー動物病院パピークラス第6クールの最終回4回目!お散歩が上手にできるようにお散歩の練習をします!
まずは、ワンちゃん同士の挨拶から~
ビーグルのレモンちゃんは回数を重ねるたびに上手に挨拶が出来るようになりました。最初は興奮して跳ね回っていましたが、今では落ち着いて挨拶が出来るようになりました!素晴らしい!
コーギーのあずきちゃんは挨拶の順番待ち。ちゃんとお利口に待っていられます。1対1のワンちゃん同士の挨拶を邪魔しないで偉い!
さて、今日のテーマはお散歩!です。お散歩の理想的なイメージはどのような姿を思い描きますか?飼い主さんの横を優雅に歩いているワンちゃん、ベンチに座って景色をワンちゃんとゆったり眺めるほのぼのとした風景… しかし、現実はそんなに甘くなく、散歩のときは呼んでも振り向いてくれない、飼い主の存在を忘れているんじゃいかなと思う時があるくらい匂い嗅ぎに熱中していたりと、理想とは程遠く感じている方もいるかと思います。実は、飼い主さんの隣をゆったり歩くお散歩は非常に難しいことなんです。
理想的なお散歩をするためには、色々な誘惑に負けないで飼い主さんの横を歩く練習が必要になるのですが、あれもダメこれもダメとなるとお散歩は犬にとって大変窮屈なものになってしまいます。しかし、ワンちゃんの好きなように散歩させてしまうと興奮して引っ張りながらあっちへこっちへウロウロして、地面に落ちている吸い殻を食べそうになったり、狭い道路では車にひかれそうになったり、すれ違う人に飛びつきそうになったりと、犬にも人にも危ないお散歩になってしまいます。そうならないためにも、パピーの頃から習慣にしてほしいポイントがあります。
まずは、どのような場所でも飼い主さんからの声掛けに 何? と素早く反応できるように習慣化させることがポイント。この呼び声に反応できる練習ができるだけで上記のような危ない場面を回避できるようになります。地面に落ちている物を食べようとする前にワンちゃんの名前を呼んで、誤飲をふせぎ、車とすれ違う時に飛び出さないように飼い主に意識を向けさせることもできます。
特にパピーの頃は、好奇心の塊なので色々な刺激に誘惑されて、お家を出てからずっと興奮しっぱなしになると思います。そんな時には、お散歩バックに大好きなオヤツを忍ばせておいて、歩いている途中に名前を呼んで、一粒オヤツを食べさせてみましょう。匂い嗅ぎもいいけど、飼い主さんに呼ばれたら向いた方がオヤツもらえるし嬉しいな! そんなイメージをワンちゃんに小さい頃から持たせてあげると、その後の歩行トレーニングがスムーズに練習できるようになります。
いきなり、横について歩くことを教えるよりも、まずは、飼い主さんと歩くと楽しいイメージを持たせてあげることがポイントです。皆さんもお散歩に大好きなオヤツを持って出かけてみてはいかがでしょうか。オヤツを上手に使って外でもトレーニングしてみましょう!
アイリー動物病院パピークラス1クール4回コースに参加していただいた飼い主さんとワンちゃんにはパピークラス修了証をお渡ししています。
レモンちゃん、あずきちゃん おめでとう! パピークラスはまだまだやっていますので、また遊びに来てくださいね!
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